投資家の損失回避の本能のまとめ
損失回避の本能
今回の連載は「ちょと複雑だけど大事な事」をやっています。ここで全体を整理してみます。FX投資をしていく上で「投資家の本能」として理解しておくべき事が二つあります。 ・投資家は、恐怖心が非常に大きく損切りが遅れるのが普通の状態。
・投資家は、大損の後に大損し易い傾向がある。
この二つの本能は、以下のページのグラフで説明が出来ます。
プロスペクト理論と価値関数グラフ
損失回避の本能が利小損大の流れを作る
100万円の利益よりも100万円の損のショックの方が2倍大きい、というのが投資家の一般的な姿である事が調査でわかっています。私達投資家は、「必要以上に恐怖心を持って投資をしている」と言えます。
「損するのが嫌」
という恐怖心にも似たものが、投資家の心を支配しています。そのため損切りが遅れてしまう訳です。逆に利益が少しでも出てくるとこの後に損になるのが怖くて早目の決済をしてしまいがちです。
利益は小さくなりがちで損は大きくなりがち、即ち利小損大となるのは、投資家本来の姿とも言えます。
これは、「損失回避」という言葉でも表現される現象です。ところが、損が膨らんでくるとこの感覚は大きく変化してきます。
「大損の後には大勝負して更に大損する投資家が多い」
この現象は、損の恐怖心にかられた投資家の行動としては矛盾します。しかしこれもまた、誰もが持つ本能の一つの特徴です。
大損すると感覚が鈍くなって大損し易くなる
上記ページの曲線を見ると、損の金額が大きくなると線の動きが鈍くなっています。これは、投資家が「大損すると感覚が鈍くなり麻痺してくる」事を意味しています。
「大損の後に大損をして沈没」
この現象はこういう心理状態で起きます。私達投資家が絶対に防がなければのはここです。一度破滅してしまえば、資産はほとんどなくなります。再起をかけたくてもかけられなくなります。
私も20代の頃に経験しました。
これらを防いでいくには、「運用ルールを作って守っていく」のが第一歩となります。
正しい投資法を学んで運用ルールを作る
成功者の多い投資法を学んでその運用ルールを作成していくのが、これらの投資家の本能に対抗して損を防いでいく一番簡単な道です。
運用ルールを作っても最初はなかなか守れない事もあります。人間は我が儘で自分に甘いものです。それでも、運用ルールを作り、守ろうと努力をしていけば、いずれ守れるようになります。守れるようになれば、利益も安定してきます。
利益が安定してくると意識しなくても守れるようになります。
今回のまとめ
「損失回避の本能のまとめ」
人間は、利益の喜びよりも損によるショックの方が2倍以上大きいのが普通です。これが、FXを普通にやれば普通に損をするという現実に繋がっています。
仕組みを理解して自分を変えていきましょう。
本能といっても変えられないほど強固なものではありません。
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2009年2月26日|コメント (0)|トラックバック (0)
カテゴリー:FXは感情で動く
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